懐かしリーズ vol.188
「クハ188」。
財政難の国鉄は車両の新製を抑制しており、
「あさま」増発用車両も例外ではなく、485系の短編成化などで余剰となっていた一部の車両が改造充当された。
このクハ188は、MG・CP付きで12連の北陸特急に組み込まれていたサハ481ー100が9連化で捻出され、
運転台部分を新造して元の車体に継ぎ接ぎ溶接。
結果、オリジナルの189系より窓が高く、元々あった乗降ドアだけステップ付きで、何故か元の方向幕は使わず、幕板部前寄りに新設・・。
このほか、485系からはモハ188・189ー500が車体新造(189系の特徴である「二番目の客窓開閉機能」も再現され外観からオリジナルと区別付かず)、
サロ189ー50は引き通し線の交換と横軽対策しただけのサロ481そのままの姿で・・
それぞれ「あさま」廃止を超えて活躍した。
とくにこのクハ188の一部は長野に最後まで残っていたはずだが・・
横川~軽井沢 1997
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