中央東線を行く・・

秋田夜行 『鳥海』の旅
奥羽本線1002レ「 あけぼの2号 」
https://asamaginrei.seesaa.net/article/a24252680.html
の続きです

・・山手線内回りで、新宿へ

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中央東線を行く・・ 中央本線511M 急行「 かいじ1号 」


1981.5.5  511M 「 かいじ1号 」・「 かわぐち1号 」 甲府・河口湖行  新宿 7:30→ 9:36甲府


11ク ハ 165-57   ↑       全車・長モト
10モ ハ 164-818 「 かわぐち1号 」
9 クモハ 165-71   ↓   
8 ク ハ 165-142  ↑
7 モ ハ 164-808 
6 クモハ 165-60 「 かいじ1号 」
5 サ ハ 164-2 
4 サ ロ 165-118
3 サ ロ 164-32
2 モ ハ 164-824 
1 クモハ 165-83   ↓(乗車)

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朝の新宿駅2番線に停車中の「 かいじ1号 」・「 かわぐち1号 」


発車20分ほど前に新宿駅2番線にたどり着いた。既にホームに横付けされた編成を見ると、 「 アルプス 」 の12連から先頭のクハ1両を外したスタイルの11連である。そのうち前3両が河口湖行の 「 かわぐち1号 」 で、その後の8両が甲府行の 「 かいじ1号 」 である。
その 「 かいじ 」 編成の5号車は、ただ2両のみの存在であるサハ164。このサハはサハシ165 ( ビュッフェ車 ) に代わって増備された売店車で、ビュッフェの需要状況を勘案し、且つ全室ハザのサハ165の予定もあった時期で2両のみ、 「 164 」 を名乗って登場したいきさつがある。
ビュッフェにしろ、売店にしろ、営業していないが、せっかくの中央本線である。是非営業してほしいものだ。


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幻の?サハ164



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新宿駅 ( 甲州街道付近 )



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1号車車内



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中央高速が


「 かいじ 」 は 「 アルプス 」 と違い、サロを含めて全車自由席である。そこで 「 アルプス 」 の時は指定席となる最後尾1号車のクモハ165に席を取り発車を待つ。 ・・・ジジジジジ~~ン!2番線から 「 かいじ1号・かわぐち1号 」 甲府・河口湖行の発車です。次は立川に停まります! ・・とアナウンスが流れ、ドアが閉まる。定刻発車である。
新宿を出ると列車は大きくカーブし、中央線の快速線に入る。しばらく走ると線路は高架になり、東京の密集した住宅街が一望できる。新宿を出て約30分、長い直線区間が終わると立川である。ここではわずかな客を乗せてスグに発車。赤い103系がタムロする豊田電車区の脇を抜けて八王子に到着。八高線ホームにキハ35の姿はなかった。ここでも幾人かの乗り降りがあり、いよいよ列車は山岳区間に入る。・・車窓に大きな天狗をかすめて高尾を通過、小仏峠を幾つかのトンネルで越えて神奈川県に入る。中央高速が右上に大きくそびえ、左手には相模湖が車窓を走る。また暫く走りトンネルを抜けると列車の右側には山が迫り、左側は深い谷となる。中央本線の車窓は全線に渡りダイナミックだ。
・・にしてもトンネルが多い。一つ一つは短いのだが次々とくぐり、もう30くらいはあったと思う。

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スイッチバック跡・・初狩か?

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車窓変化に富む中央本線


鳥沢を過ぎると長いコンクリート橋を渡り、またトンネルを抜けて大月着。ここで前3両の 「 かわぐち1号 」 を分割する。4分ほど停車し、8:51に大月を発車。 スイッチバックの面影の残る初狩を通過し、再び山の中に入る。ぼんやりと外の景色を眺めているうちに列車は塩山に着いた。車窓にはブドウ畑が目立ち始め、定刻の9:36甲府着。
誇線橋を渡り、427Mの待つ1番線へ・・



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「 かいじ1号 」 と427M


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朝一の長野行ドン行で富士見高原へ  ・・中央本線427M


1981.5.5  427M 長野行  甲府 9:46→11:01富士見


8  ○ク ハ 115-410 全車 西ミツ ↑長野
7 ◇○モ ハ 114-360 
6  ○クモハ 115-324
5  ○サ ハ 115-329
4  ○サ ハ 115-328
3  ○ク ハ 115-408
2 ◇○モ ハ 114-359
1  ○クモハ 115-323   (乗車)
◇クモユニ 82000



この新宿発長野行ドン行427Mは朝6:20に新宿を出たもので、この甲府には9:12着。 「 かいじ1号 」 を待っていたものである。
車内は大変空いており、ポッキーとコーラを買って1号車のクモハ115-323に乗車した。
甲府駅1番線のはずれには、間もなく消えると噂のある身延線の旧型国電編成が客を待っていた。ボクは427Mに乗り、中央本線のサミットである富士見を目指す。富士見の海抜は955mで隣りの信越本線のサミット、信濃追分と同じである。
“高原列車”というと、小海線を思い出すが、ここ中央線や信越線もそれなりの雰囲気はある。
ジジジジジ~~ン! 1番線から各駅停車長野行の発車です。次は竜王に停まります。  とアナウンスが流れ、ドアが閉まる。列車は甲府盆地の真中を走り、八ヶ岳が見える。まだ頂に雪を残すその姿はいつ見ても美しい。 ・・やがて日野春。夜行ドン行441Mが長時間停車するこの駅は、夜中にホームを駆け回った思い出がある。
小淵沢で大勢客を降ろし、427Mは単線区間に入る。信濃境で甲府行のドン行と交換した。この列車は先頭の荷物車がスカ色で後に続く5両の115系は湘南色であった。
去年の10月に出来たばかりの新立場川橋梁を渡ると、右手車窓には列車の走らなくなった旧立場川橋梁が見えた。直ぐにトンネルに入り、抜けると先程の旧橋梁とつながる旧線のレールが赤く錆びて見えた。奥にはトンネルがあるようだ。・・程なく富士見到着。


・・・このあと、富士見駅周辺を散歩し、まだあまり観光地化されていない高原風景を楽しんだ。そして430Mで小淵沢へ引き返し、小海線243Dで小諸へ、そして信越本線を大混雑の326レ~高崎線2326レで帰還。
(なぜか427M以降写真見つからず・・)



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小海線243D

キハ52 101  小海~小諸   ↑小諸
キハ57 35     〃
キハ57 29   乗車
キハ52 22



信越本線326レ   

 EF62 18 高二
・マニ 37 2018  北オク
・オユ 10 2565  北オク
・オハフ33 2246  高タカ
・オハフ45 2201  北オク
・オハ 46 2027  北オク
・オハ 47 2319  北オク
・オハ 47 2328  北オク
・オハフ45 2004  北オク  (乗車)



高崎線2326レ

 EF58 135 高二
・マニ 37 2018  北オク
・オユ 10 2565  北オク
・スハフ42 2003  高タカ
・オハフ33 2056  高タカ
・オハ 47 2320  高タカ
・オハ 35 2557  高タカ
・オハ 35 2560  高タカ
・オハフ33 2246  高タカ
・オハフ45 2201  北オク
・オハ 46 2027  北オク
・オハ 47 2319  北オク
・オハ 47 2328  北オク
・オハフ45 2004  北オク  (乗車)




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